ダンスが飛躍的に上達する!

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トシヒコ
トシヒコ

トシヒコ です! 

ダンスって、踊っていてすごく楽しい。

だけどどうせ踊るなら見てる人からあの人上手だなって思われたい。早く上達したい!

とても素直な欲求ですよね。

ダンスが上手って事は ・・・ その踊りが 人を魅了するって事です!

人を魅了できるダンスを目指して

18歳までダンスをしたことが無い私

私は大学生になった時、各大学の競技ダンスサークルの集合体である『学連』で社交ダンス、最近で言うボールルームダンスの一つのジャンルである競技ダンスに触れました。勝って上手だなって思われたい、もっと上達したい。その欲求からダンスに熱中しました。

やがて時を経て、プロとして競技ダンス界のメッカとも言うべきイギリスで、最高峰『WDC』のビッグコンペに何度も挑戦してレベルを高め、毎年必ず踊ったロイヤルアルバートホールで、遂には世界のラテン・セミファイナリストに到達を果たしました。

世界のトップダンサーが集う英国の国際大会

それまで私の心にあったのは初めの欲求とずーっと同じ。上達して、あいつら上手だなって思われたかったんです。外国選手にもね。

大学までダンスと無縁の私が、数々の挫折を味わいながら上手くなりたい一心でアスリートとなって受けてきた並外れて膨大なレッスン量から身に付けた知識と、世界をまたぐ競技会に挑戦して得た成功の体験

きっと皆さんの役立つと思います。

飛躍的に上達するには?

世界の私のライバルたちは私の受けるレッスン内容のその先、向こう側に居ました。

そのレベルは高く、レッスンで得た事柄を武器に私もその向こう側で競い合い成長したのです。

レッスンの向こう側

レッスンの向こう側に広がる可能性を手に入れて欲しい。

良い先生の指導を受けるのは結構。効果的に上達するためにどういう先生が良い先生か、というのはともかくとして、あなたのメンタルさえクリアになっていれば、習った事のその向こうにある大きな可能性を次々と獲得できるのです。

習ったことだけで満足なんて、むしろ効率悪いんです。

ではメンタルをクリアにってどういうことでしょう?

それはどんなテクニックを習っていても、何を目指していくべきなのか、失ってはいけない柱となる大切な事柄がはっきりしていることです

皆さんがレッスンを受ける時には細かいテクニックも習うことがありますよね。その時の身体の使い方に手こずることもよくあるはずです。

でもそれをマスターするのに夢中で、マスターしたと思う頃に、それまではできていた事を失うことがあります。そしてそういう時は達成感がいっぱいで、失っていることに気がついていなかったり。

スーパーダンサーへのイメージをクリアに持って、実現に大切な要素をどんなアクションの時でも失わない。

その訓練なしではレッスンのその先、向こう側は見えてこない。

ダンスの難しさ

ダンスの何が大変て、1つだけできても意味がないと言うこと。

私が思う柱となる大切なことだけでも3つあります。

この3つはいずれ書いていきますが、兎にも角にも、

美しいポスチャーをキープしたままで、といった具合に必ず何かを両立したり同時にいろいろなことをできていなくてはいけない。訓練の肝はここなんです。

そもそも音を聞いていることと、体を動かすこと。これも2つのことを同時に、ですからね。

そして、普段とは違う特別な良い姿勢をキープしたままステップを踏み続けていくなんて。

でもそれができたら、ボールルームダンスらしいイメージに近づくでしょう。 それこそ上達なんです。

たくさんのテクニック、要素が、美しく噛み合う。 ボールルームダンス、競技ダンスってそういうものなんです。奥が深いといいますね。  

難しいけどなんとかその多くの要素を身につけたい、ですよね。

あなたがもっと輝くには

レッスンの向こう側をクリアにイメージして、上手に見える、かっこいいと思われる、競技会で勝てるダンスへ近づく。

そのために絶対、絶対に大事なことは、

思いっきり、する 事。

単純すぎて驚きますか?

でもね、結構大変なんです。たくさんのテクニックを習得しているうちに、アクションに夢中で姿勢がゆるんでも気がつかなかったり。意味もなく床に目が行ってたり。

良い姿勢にすべきと知っているけれど、思いっきりしているでしょうか? そこ伸ばしてって指導されて、思いっきり伸ばしてますか? もっと長くって。

動画の中の虚構

ちなみに不思議なことにこの努力の成果はリアルに3次元の世界で、つまり生で見た時にものすごい差として見えてきます。ところがビデオではなぜかその差はあまり伝わらない。

怖いのはここなんです。

ビデオで勉強して、自分のこともビデオで自分で確認してOKにしてしまう人が多い最近です。

リアルに競技会で見えてくる、オーラのある人って画面にいるのと全然違うエネルギーです。

という具合で、そうそうできていない方が多いからこそ、あなたには 姿勢も含めていろんな点で思いっきりするって人になって欲しいんです。

いろんな意味で 思い切り・・・

ただし間違わないでください。全身に力をいっぱいに入れての思いっきりじゃありませんよ。

身体のある部分の力が思いっきり抜けているからこそ出来るアクションはザラにありますから。

その時々でリズムを伴って伸びやかに使われるべき、身体の 各パーツへのエネルギーを 思いっきり。そのパーツ毎のオンとオフのエネルギーパターンこそがテクニック同士を噛み合わせた感覚を身体に記憶させるのです。リズムを持った思いっきりの動作を訓練する。そして、そうしているあなたのイメージはこうも言えます。

のびのびと踊ってる!

ほらほら、どうですか?魅力的な自分のイメージ湧いてきましたね。どんなテクニックの先にものびのびと踊るあなたがいる!このイメージこそ人を魅了する上で失ってはいけない大切な柱の根幹になるものです。

Japan International Championships Paso Doble Jump
NHK杯日本インターナショナル選手権 PasoDobleジャンプ
@日本武道館

私は伸び伸びと、思いっきり踊る選手でした。(^^)

そうすることで身体能力も上がっていき、できないかもと思ったことが可能になる喜び、上達の喜びを知っています。

あなたがのびのびと踊れたなら、コントロールも思いっきりして下さい。静かな表現は思いっきり静かに。自然な振る舞いも思いっきり自然に見せるように研究して。のびのびと動ける身体で、陰も陽も徹底して表現する。

ただ丁寧なだけでは届かない魅力をまとって欲しいのです。


レッスンの中で見せてもらう先生の見本。その向こうにある、のびのびと踊る あなたのイメージに繋げて下さい! そのクリアなイメージを心にいつも置いたらいいんです。その姿にきっと私は魅了されて、目を奪われるでしょう。

第一回目は以上です。あなたのダンスライフ、飛躍的上達のお役に立ちますように。

トシヒコ
トシヒコ

以上のアドバイス、 是非どうぞ!!

ABOUT US

トシヒコ元世界ラテンアメリカンダンスセミファイナリスト
中村俊彦です。ラテンアメリカンの競技ダンスに徹底的に打ち込んだリアルダンサーとしての苦労と成功の経験を生かして、ダンスを楽しむ皆さんへ役立つ情報をお届けしたいと思います。